( 香水工場の )
香る生活
香木をたいて聞香(もんこう)・・・香道の世界
日本には香りに関する伝統的な芸道「香道(こうどう)」があります。その由来は有名な伝説ですが、595年に淡路島に香木(沈香)が漂着したことに始まります。その燃せば妖艶な香りがする香木を天皇家が珍重したことで貴族の芸能・芸道として発展したものです。
はじめは貴族の高貴な遊びだったと思われますが、茶道のように作法として芸術性が高められていったと思われます。茶道同様、香炉など道具にも美術性や芸術性の高いものが用いられるようになりました。
香席では、香木を焚いて香りを楽しむだけでなく香木の種類を当てるゲーム的要素も含まれています。香道では香りを嗅ぐ行為を「聞く」と表現します。そのため香席にて香りを楽しんだり香り当てをすることを聞香(もんこう)と呼びます。
香水の世界では「聞く」という表現は使用しませんが、たまに香りを嗅ぐことを「香りを聞く」という方は少なくありません。香道の影響に違いありません。私の場合は「香り拝見」のような「見る」が多いかもしれません。
きょうはそんな香道のニュースを一つ。
こんな優雅な体験も優雅ですが、残念ながら私自身は未経験の世界です。
微妙な香りの違いに「?」 碧南で伝統の聞香に挑戦(中日新聞)
(2008-01-08)
はじめは貴族の高貴な遊びだったと思われますが、茶道のように作法として芸術性が高められていったと思われます。茶道同様、香炉など道具にも美術性や芸術性の高いものが用いられるようになりました。
香席では、香木を焚いて香りを楽しむだけでなく香木の種類を当てるゲーム的要素も含まれています。香道では香りを嗅ぐ行為を「聞く」と表現します。そのため香席にて香りを楽しんだり香り当てをすることを聞香(もんこう)と呼びます。
香水の世界では「聞く」という表現は使用しませんが、たまに香りを嗅ぐことを「香りを聞く」という方は少なくありません。香道の影響に違いありません。私の場合は「香り拝見」のような「見る」が多いかもしれません。
きょうはそんな香道のニュースを一つ。
こんな優雅な体験も優雅ですが、残念ながら私自身は未経験の世界です。
微妙な香りの違いに「?」 碧南で伝統の聞香に挑戦(中日新聞)
(2008-01-08)
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