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( 香水工場の )

香る生活


高級化粧品に詰め替えパックは存在しない?
武蔵野ワークスのスキンケアプロダクト『ローズ・エッセンス コンシンのジェル』2008年版の生産日程が決定。ジェル本体のバルク生産は10月24日。この日は朝から工場に詰める予定です。

バルク生産がうまくいけば、品質テストや細菌テスト、そして充填・仕上げという工程にはいります。順調にいけば11月初旬には製品をリリースできそうです。

11月第3木曜日が解禁日の「ボージョレ・ヌーボー」より早く「コンシンのジェル・ヌーボー」をお届けできそうです。

今回は通常の100mlコンテナに加え「80mlアルミパウチ」バージョンを投入します。

『コンシンのジェル』にもアルミパウチ版。

実は昔から「詰め替え用パック」は作りたかったのですが、本体の知名度が低く売上も立たないまま製品パッケージのバリエーションを増やすリスクを考慮して、先送りしてきたという事情があります。

それにそもそも化粧品業界には「高級化粧品に詰め替えパックは存在しない」というオキテがあります。

これはおもしろい現象で、このへんを追求していくと「化粧品心理学」という分野ができそうです。

メーカー側の一方的な販売戦略や理論としてでなく消費者の選択として商品価格も含め化粧品には他の消費財とは心理的にちょっと違った価値観が存在します。奥が深そうな世界です。

しかし、今の時代、何でもかんでもパラダイムシフト、価値観の地滑り的変動が起きているこのご時世。変化の兆しも。

なんといってもがっしりしたプラスティック容器が安易に投げ捨てられる現実は環境的にも辛いところです。

燃えにくいし、石油にも戻せない(理論的に戻せてもそのプロセスが製造以上の環境負担&コスト負担)というシロモノ。埋め立ててしまえば、1万年後の人類が掘り当てて驚くのも忍びないところです。

昔のブログを読み返してみました。出てきました。

高級化粧品にも詰替パック、あってもいいかも

やはり当時も似たことを考えていたようです。

アルミパウチ・・・どうぞ、ご期待ください。


(2008-10-17)
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