( 香水工場の )
香る生活
香水にハマると、どんな失敗をしがち?
取引先との世間話。
「香水にハマってしまう人って、いるじゃないですか?もう付けずにはいれない!みたな・・・ハマると失敗しがちなことってありますか?」
彼女自身、香水のエキスパート。今さら彼女から聞かれるような質問でもないのですが、これが世間話ってなもんなんでしょうね。
全力でお答えします。
香水は、ギャンブルでも麻薬でもありませんので、ハマって依存症や中毒症状を呈したり、破産やファイナンス的な崩壊を招くリスクは少ない。
心を癒す製品で、安全性の高い、とっても贅沢な商品です。
ドンドン、行っちゃって下さい。
しかし、一点だけ気になるのは、やはり付けすぎです。
ハマった人は、自分が好きな香りだから、これでもか!と付けたくなるのですが、すぐに自分の鼻がマヒします。
これを「嗅覚疲労」(きゅうかくひろう)と言います。
生理学的には「疲労」とは別で、その実、環境への「適応メカニズム」が働いていると推測されます。
短時間ならほとんど疲労しない視覚や聴覚と比較すると、ほとんど奇跡的に短い時間で「無覚」に陥ります。
すると・・・
「あら、ちょっと弱いわね〜 私、香ってるのかしら?」
なんて重ねづけを繰り返すことになります。
香水は思うに2つの目的で使用します。
・第一に、自己アピール。つまり、ファッションですね(性的アピールも含めて)
・第二に、心の満足。つまり、癒しや心のハリや元気ですね
どちらもすばらしい目的です。
どんな人でも香水を使用する人は、意識するにしろしないにしろ、この2つの目的を持っていると思いますが、配分をどちらに多く取るかは人により、シチュエーションにより様々。
失敗を犯しがちなのは、やはりファッションの方です。
過剰演出でケバケバになったり、あまりにも周囲へのアピールを意識しすぎて自分が好きでもない香水をたっぷり拭きかけるようなことはないでしょうか?
アメリカでは相手に強烈な印象を与えるために「パワータイ」(原色系や蛍光カラーの派手目ネクタイ)が昔大流行していました(大統領選でも見かけますよね)が、似ています。
香水選びと付け方のオススメは、少しだけ第二の「心の満足」の方を重視していただくと、それが結果的に、バランスの取れた奥ゆかしい女性の演出に役立つでしょう。
(2008-12-13)
「香水にハマってしまう人って、いるじゃないですか?もう付けずにはいれない!みたな・・・ハマると失敗しがちなことってありますか?」
彼女自身、香水のエキスパート。今さら彼女から聞かれるような質問でもないのですが、これが世間話ってなもんなんでしょうね。
全力でお答えします。
香水は、ギャンブルでも麻薬でもありませんので、ハマって依存症や中毒症状を呈したり、破産やファイナンス的な崩壊を招くリスクは少ない。
心を癒す製品で、安全性の高い、とっても贅沢な商品です。
ドンドン、行っちゃって下さい。
しかし、一点だけ気になるのは、やはり付けすぎです。
ハマった人は、自分が好きな香りだから、これでもか!と付けたくなるのですが、すぐに自分の鼻がマヒします。
これを「嗅覚疲労」(きゅうかくひろう)と言います。
生理学的には「疲労」とは別で、その実、環境への「適応メカニズム」が働いていると推測されます。
短時間ならほとんど疲労しない視覚や聴覚と比較すると、ほとんど奇跡的に短い時間で「無覚」に陥ります。
すると・・・
「あら、ちょっと弱いわね〜 私、香ってるのかしら?」
なんて重ねづけを繰り返すことになります。
香水は思うに2つの目的で使用します。
・第一に、自己アピール。つまり、ファッションですね(性的アピールも含めて)
・第二に、心の満足。つまり、癒しや心のハリや元気ですね
どちらもすばらしい目的です。
どんな人でも香水を使用する人は、意識するにしろしないにしろ、この2つの目的を持っていると思いますが、配分をどちらに多く取るかは人により、シチュエーションにより様々。
失敗を犯しがちなのは、やはりファッションの方です。
過剰演出でケバケバになったり、あまりにも周囲へのアピールを意識しすぎて自分が好きでもない香水をたっぷり拭きかけるようなことはないでしょうか?
アメリカでは相手に強烈な印象を与えるために「パワータイ」(原色系や蛍光カラーの派手目ネクタイ)が昔大流行していました(大統領選でも見かけますよね)が、似ています。
香水選びと付け方のオススメは、少しだけ第二の「心の満足」の方を重視していただくと、それが結果的に、バランスの取れた奥ゆかしい女性の演出に役立つでしょう。
(2008-12-13)
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