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香る生活


エコな営業スタイル#4(A4->A5)
ビジネス書類の標準サイズを見直す



世界の標準サイズは「A4」


社会的に流通している書類サイズは、圧倒的に「A4」サイズです。

紙のサイズ規格である「A規格」とは、もともとドイツの工業規格だそうですが、現在では世界的に流通しています。

アメリカ・カナダでは「レターサイズ」なるものが現在でも使用されており、あちらからもらう書類は、微妙に横広がりで収まりが悪い経験をされた方も多いと思います。

我が日本には古来より「B規格」なるサイズが存在していましたが、近年公官庁の書類がB規格からA規格に移行したことで日本でビジネス書類と言えば、A4が標準になってしまいました。


すべてが「A4サイズ」をベースに


レターボックスも書棚もトレイも書類入れ・書類ケースも、家具類・文房具類だいたいA4サイズを中心に設計されています。

プリンターもA4ペーパー印刷を中心に想定されていますし、文房具屋さんや量販店に積まれているコピー用紙・プリンター用紙もA4メインの品揃えです。

A4プラスA3やB4、B5あたりの品揃えが多いと思います。

当社でも社内文書はすべてA4で運営していました。

当社の場合、一番紙の消費量が多い書類が通販の納品書・請求書です。すべてA4です。

A4ペーパーを使用する理由は、通販の販売管理や顧客管理ソフトの仕様がそうなっているためです。

何年もそれで運用してきましたが、書面の上に印刷される内容は、A5サイズにダウンサイズしても記入できる量がほとんど。


A5で間に合うモノが大半


気をつけて見れば世の中のA4の書面は、A5でも間に合うモノが多いことがわかります。

当社の場合、ざっと調べてると印刷物の80%は、同じ内容を印刷すのに、多少詰めればA5でも間に合うことがわかりました。


標準サイズを「A5」にできないか?


そこで凡庸な発想ですが、社内の標準サイズを「A4(210×297mm)->A5(148×210mm)」に変更したら?・・・

紙の面積は半分です。単純に紙の総消費量は50%減です。

コストは残念ながらほとんど変わりません。A5サイズは原材料の消費量こそ節約できますが、価格的にはA4のような量産効果がないのか、ほとんど安くなりません。

それどころか、A5は、文房具屋さんや量販店に行っても取り扱われていないケースもあります。

社会的にA5も標準サイズと見なされ、流通するようになれば、社会的なインパクトも多少あるでしょう。


現在社内で打ち出される印刷物の9割は、A5サイズになりました。


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(2009-05-07)
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