25mL
4mL
沈香[ Jinko ]
沈香香木、伽羅のような奥深さ
幽玄な雰囲気
成分
香水 = エタノール、香料
沈香香木、伽羅のような奥深さ
幽玄な雰囲気
香水 = エタノール、香料
天然の沈香は、東南アジアに自生するジンチョウゲ科ジンコウ属の樹木(沈香木)から採れます。
樹木そのものではなく、樹木が菌に犯されたり、傷を負ったときに作られる樹脂が沈香の正体。
沈香は、妖艶で恍惚とした芳香を放つため、お香の原料として希少かつ高価な原料です。
沈香は、ワシントン条約で規制された植物であり入手自体が困難です。
当社の香水「沈香」は、沈香の香りをヘッドスペース法により分析・再現しました。
そして、香水として使用しにくい部分に調香を施したました。樹木のほのかな甘さを感じさせる香りで、重厚感のあるウッディーノートが特徴です。
静けさの中に漂う力強さ、重厚感は男性にはもちろん、シャープな印象を演出したい女性や、落ち着きのある和服にもとても似合います。
沈香と白檀は、まさに探していた香り。 大人の香りという感じがし、深呼吸するととても落ち着き禅を組みたくなってしまいそう。 鎮静効果がありますね。 白檀は軽め、沈香は重厚感があると言った感じでしょうか。
つけたときに少しきつめの匂いなのかな…!?と思ったのですが。時間が経つにつれ、柔らかく香る沈香そのものの匂いにすっかり惚れてしまいました。
失敗しそうなポイントや誤解されがちな注意点を香水アドバイザーが辛口コメント。ご購入時の参考にご利用ください。
伽羅(きゃら)は、沈香の中でもグレードの高いものをさすが、伽羅といえば、最高級のお香の原料。
歴史を通して各時代の権力者や上流階級を夢中にさせてきた香りである。
お香ファンには「伽羅」という響き自体、憧れさえ感じさせるものがあるようだ。
しかも、伽羅や沈香は、ワシントン条約で制限された植物資源ゆえ、その希少性が、さらにまた欲望をかき立てる悩ましい香りだ。
それほどの香りだ。伽羅や沈香の香りを香水で再現すること自体ちょっと欲張ったチャレンジである。
個人的には、伽羅や沈香を香水として製品化したことに香水メーカーとしての意義を感じている。
しかし、本物が本物だけに、お香の伽羅・沈香の香りを期待して購入すると少々違う香りに感じられるだろう。
お香は、火を使い、熱で揮発した成分が香る、それゆえ濃厚で、鼻の中でとどまる暖かさがある。静寂の空間みたいな幽玄さ。
しかし、香水の場合は、エタノールに溶解した成分が噴霧される、さらっとライトである。
実は、宗教関係の方々にも、本製品はよくご購入いただくが、リピートは多くないので、あまり満足されていないと空想している。
この香水自体の完成度は高いと思うが、まあ、正直、本物の伽羅・沈香にはかなわないことは告白しておこう。
伽羅や沈香そのものと考えずに、樹木の奥深い香り、そして精神世界や幽玄な雰囲気を楽しむ香りとしてオススメしたい。
まさにお線香の香りで、これを付けていると守られている感じです。運命の香りに出会えました!