和の香水

FLORAL 4 SEASONS EAU DE PARFUM

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  • 4mL

2024年5月の贈り物=黒文字の花(5月限定)[ Eau de May ]

黒文字の花

クロモジの花のイメージ(グリーンシトラス+ウッディな香り)

成分

香水 = エタノール、香料

※(ご購入制限)お一家族様2本まで

※フルボトル5/1、キューブ5/7に在庫切れとなりました

  • フルボトル(25ml・スプレー

    4,730円(税込)

  • キューブボトル(4ml・スプレー

    790円(税込)

※送料:全国一律 180円(ネコポス)、380円(宅急便)、フルボトルは[宅急便]での配送。5,000円以上で送料無料

香りの特徴とタイプ

香りの説明

黒文字の花

5月限定リリース・・・『5月の贈り物』(おくりもの) Eau de M

武蔵野ワークスが、5月に限定リリースしている香水です。毎年、同じネーミングで違うテーマの香りをリリースしています。

2024年の「5月の贈物」は「黒文字の花」です。

日本のほとんどの山林に自生するクロモジの花をイメージした香りです。

和精油(国産精油)のクロモジをベースに香りを創りました。

クロモジは4月頃、小枝の節に小さな淡黄緑色の可愛らしい花をつけますが、その香りは多くの場合、ほとんど感じられません。

本製品『黒文字の花』はクロモジの花のイメージからその可愛さや野生美、そして森の空間を表現しました。

シトラスノート(レモン、柚子、グレープフルーツなど)とカモミールが黄色の花を象徴し、ローズマリーとシアーノートがお花の透明感をプラス。

ウッディーノート(シダーウッド、ヒバなど)とグリーンノート(ゼラニウムなど)が森の雰囲気を演出します。

静かな山林の中に息づくクロモジの息吹を感じてもらえればと願っております。

香りのタイプ

  • ウッディ:3
  • グリーン:3
  • シトラス:3

香りのタイプについて

香りの変化

  • トップノート:クロモジ、レモン、柚子、グリーンノート、etc.
  • ミドルノート:ゼラニウム、ローズウッド、カモミール、etc.
  • ボトムノート:シダーウッド、ヒバ、etc.

原材料ポリシー

男性度・女性度

  • 男性度:3
  • 女性度:3
  • トータル評価:ユニセックス

おすすめ評価

  • おすすめ度:3
  • トータル評価:おすすめします!ただし、お好きな方とそうでない方に分かれます。

ボトルサイズ

フルボトル(25ml・スプレー)

フルボトル(25ml)

  • フローラル・フォーシーズンズ 25mLシリーズの香水瓶(ネジ式)
  • 女性の手のひらにちょうどなじむフォルムと大きさ。ボトル高58 x 幅45 x 奥22mm
  • 噴霧量・吐出量:ワンプッシュ0.07ml
  • 使用回数:約360プッシュ
  • ( 写真は、ボトル形状をお知らせするためのもの、同じシリーズの写真 )

キューブボトル(4ml)

キューブボトル(4ml)

  • フローラル・フォーシーズンズ 4mlシリーズの香水瓶(ネジ式)
  • 小さくカワイイ(スモカワ)フォルム。ボトル高28 x 幅23 x 奥14mm
  • ( 写真は、ボトル形状をお知らせするためのもの、同じシリーズの写真 )

お客様の感想・レビュー

黒文字の香りが大好きなので、ワクワクしながら注文しました。

蓋を開けた時からシトラス&ウッディな「そうそうこれ〓!」という香りが漂ってきて気分は最高。

時間が経過するとほんのりパウダリー?なお花の香りに変化してこれもまた最高。

5月の贈り物、配合をみて好きそうだと思ったので2本買って大正解でした。

春の終わりと初夏の始まりを感じる爽やかさ。武蔵野ワークスさんのこういう草系?の香り大好きです。

菖蒲と逢魔時&三十日月と合わせて「薬草セット」と呼んでいます。

ほんのり甘くて爽やかで、でもって樹の幹や湿った土を感じるような力強さもあるように思え、とても不思議でクセになる薫り。

芽吹き頃の林のなかを歩いている気持ちになりたい方にお勧めしたいです♪

その他の感想・レビュー

香水アドバイザーのささやき

失敗しそうなポイントや誤解されがちな注意点を香水アドバイザーが辛口コメント。ご購入時の参考にご利用ください。



「クロモジ香水」の制作プロジェクトはかなり前から話がでていたが、ようやく実現した。

こちらも万人受けするタイプの香りではないので商業的にはどうかという葛藤はあったが、いかんせん、和精油・国産精油であることの魅力は大きい。

アロマセラピーでは近年、和精油ブームが起きており注目度が高い。

しかし化粧品業界・香水業界で言えば、国産精油を原料として採用するには厳しいものがある。

背景を話せば長くなるのでここでは省略するが、日本の化粧品ブランド・香水ブランドが日本の精油をあまり利用しない事情を知れば致し方ないと思えるはずだ。

そういう当社も精油は多くが海外からの輸入・・ローズオイル、ラベンダー、ローズマリー、グレープフルーツ、ベルガモット、サイプレス、フランキンセンス(乳香)、白檀・・など。

当社が使用している国産精油といえば・・柚子(ユズ)、桧(ヒノキ)、月桃(ゲットウ)、薄荷(ハッカ)。

今回、黒文字(クロモジ)精油を使用した香水をリリースすることとなり国産精油の採用リストのアイテムが一つ増えることになった。


さてクロモジ精油の話をしよう。

クロモジ精油は枝葉に含まれているので、当然ウッディでグリーンな香りであるが、おもしろいことにリナロールを多く含んでいる。

リナロールとは花の香りの特徴的な成分である。だから、お花のような香りもするとされる。

しかし、私が全国数カ所のクロモジ精油を生でスメリングした範囲では、お花風の印象はかなり薄く、やはりウッディでさらにスパイシーさを感じた。

今回リリースする『クロモジの花』はクロモジ精油ベースにしているので、ウッディ+スパイシーが全体的な印象を形成しており、そこにシトラスの爽やかさとグリーンな植物くささが加わる。

いかにも森の中のニオイなのだが、逆に都会で似合うナチュラル感・おしゃれな感がある。

ダンディなオヤジ達にはエグゼクティブ風の雰囲気を醸し出してくれそうだし、女性が付ければ奥深い存在感、凛とした強さを漂わせる香りではなかろうか。

30歳以上の大人な男性・女性におすすめしたい。

とはいえ現代の若者たちはふしぎなことに、いろいろな世代の香りを使いこなす人も多い。もしかしたら若い人にもマッチするかもしれない。

私の仕事は自社香水を売ることなのでよいことを並べてみたが、悪い点もある。

まず万人受けするような香りでないこと。

それに、たぶんこの香りは付ける人を選ぶタイプの香りで、似合わない人と似合う人に分かれるだろう。

当社のお客様には「新作が出たらとにかく買いたい!」という熱い方がおられる(本当にありがたい、当社が倒産しない原動力)。

だが「ちょっとリスクがある」と感じたら、まずは買わずに忘れてほしい。

世の中にはすばらしい香水がたくさんある、『黒文字の花』は逃しても惜しくはないはずだ。

(しかし、もしテレビショッピングなどで大騒ぎしてる香水を買うくらいなら・・『黒文字の花』の方が・・)

(blog) 2024年『5月の贈り物』は『黒文字の花』 (2024/04/08)



※「5月の贈り物」の制作履歴:
2023年 5月の贈り物 (クロモジ)
2022年 5月の贈り物 (ミモザ)
2021年 5月の贈り物 (ミモザ)
2020年 5月の贈り物 (芍薬・ピオニー)
・2019年 (未開催)
2018年 5月の贈り物 (アネモネ)
2017年 5月の贈り物 (ローズマリー)
2015年 5月の贈り物 (柚子・ユズ)
2014年 5月の贈り物 (ピーチ)
2013年 5月の贈り物 (ピーチ)
2012年 5月の贈り物 (吉野山)