25mL
4mL
ピーチ[ Peach ]
フルーツの香りを香水に
桃の果実の香り&花のフローラル感
成分
香水 = エタノール、香料
!DOCTYPE html>
フルーツの香りを香水に
桃の果実の香り&花のフローラル感
香水 = エタノール、香料
本品は、桃・ピーチ香水のご要望が多かったことから開発が始まりました。
桃の果実は、甘くフルーティな香りを漂わせ、多くの人を幸福にしてくれます。
その香りはとくに若い女性の世代に好まれるようです。そのため一般に市販されているピーチの香りのフレグランスやキャンディ、トイレタリーも、ピーチと言えば"甘くかわいらしい香り"になりがちです。
本品は、大人の女性でも装いやすいようにフローラルで上品な香りにまとめました。
桃が持つみずみずしくフルーティな香りを再現しつつ、フローラルな香りの中にピーチ独特の"渋み"も加えました。
本品は、世代を問わずにお楽しみいただける香りですが、とくに大人の女性におすすめしたい香りです。
気楽に装えるカジュアルさがありながら、気品があります。
フォーマルなシチュエーションでも優雅な香りで周囲をさりげなく明るい雰囲気にしてくれることでしょう。
外国製のフルーティ系香水ですとミドル以降にトロピカル調になったり香りがゴチャゴチャするものが多く、気に入るものに出会えなかったのですがこちらのピーチは私が欲しかった香りを表現してくれていました。 メインのピーチにお花が寄り添って、みずみずしいままで薄らいでいく感じ。
モモのジュースの香りがします。クリアーで冷えててスッキリしたイメージです、トップにアップルとあったのでそれでスッキリしているのでしょうか?
失敗しそうなポイントや誤解されがちな注意点を香水アドバイザーが辛口コメント。ご購入時の参考にご利用ください。
モモの香りは、ずっと前から要望が高い香りだったが、難しいそうなので、先延ばししてきた、申し訳ない。
ところで、世の中には、ピーチのフレイバー(フレーバ = 香味原料)は市場にあふれている。
ピーチ味のキャンディ、ジュース、ピーチシロップ、ピーチティー・・などなど。
フレイバーは「味」と訳されるが、たとえば、ピーチフレイバーなら、これをモモと認識する感覚器は、口や舌ではなく嗅覚、つまり鼻である。
味覚は甘味、酸味、塩味などを認識するが、味の詳細はおもに鼻が担当している。
だから、フレイバーと香りは、多くの場合一致しており、ピーチフレイバーを作る香料会社は、フレグランス用のピーチも作れる。
世の中のピーチフレイバーは、なかなかよいできばえのものも多い。
なので、当社がゼロから創るよりも、ある程度調合してもらった原料(香水業界では "コンパウンド" と呼ぶ)からスタートして、処方を起こした方が、時間・完成度の点で有利と考えた。
ピーチフレイバーをお持ちの原料メーカーさんとのミーティングにて、ピーチフレイバーからフレグランス用に転用できないか打診するも、簡単ではないという話だった。
フレイバーは、喉を通り過ぎる際の一瞬の印象が勝負、フレグランスはそこにとどまり、長い時間香る点で違う設計となるからだ。
転用はあきらめ、ゼロから創ることになった。この作品は外部のパフューマーさんに創作していただいた。
当社からのリクエストの一つが「甘いだけでなく、大人も付けやすい落ち着き&雰囲気」。
ピーチと言えば、おいしいだけの香りになりそうだが、この点は、果実に含まれる苦みやえぐみのような部分にも意識が届いている。
新鮮な果物にありがちなグリーン感も含まれており、20代の若い世代だけでなく、比較的幅広い世代で使えるピーチではなかろうか。
ただ、ムスクがやや強く感じられる点が、好み分岐点かもしれない。
ムスクは、人の肌のような安心感、そして香りの持続性を伸ばす魔法の成分である。
反面、ムスクゆえに具合が悪くなる人も若干いる。当社はムスクの使用が他ブランドさんと比較すると少ないと思う。
ムスクが苦手な私はトップノートからミドルまでは「ピーチの瑞々しさ」を感じるものの、だんだんと疲れてくるのだ。
スタッフに聞いたところ、ムスクが気になる人間は、私以外いなかったので、私だけか、かなり狭い範囲の人間はこのムスクに反応するようだ。
もしご検討中のみなさんが、運悪く私と同じタイプならオススメできない。
しかし、甘くてフレッシュなピーチを探していて、かつムスクは問題ないという方なら、楽しく愛せる香りだろう。
とてもよく出来た、大人の桃の香水だと思います。桃の香りは、ともすると安っぽく、子供っぽいばかりになってしまいそうなイメージでしたけれど、この香水は、桃のえぐみや渋みを表現したと書かれているだけあり、その部分が肌の上に残ります。