ローズマリーランド・ブログ

試してみようかな (2018/06/22)


( ローズマリーのリースが古代ギリシアでは、学生たちに愛用されていたとか ※写真はリースの一例[クリスマスリース] by photolibrary.jp )

古代ギリシャの伝統

古代ギリシアでは、スポーツ大会や文芸コンテストでの勝者に、オリーブの葉で編んだ「オリーブ冠」や月桂樹の葉で編んだ「月桂冠」が与えられたことは、よく知られています。

オリーブ冠や月桂冠は、リースの一種です。リースとは、リング状に作られた花や植物による飾りです。リースは、壁や扉につるしたり、テーブルの上に置いたり。

頭に付ける花飾り(花輪)や冠としても伝統的に利用されてきました。

そこでローズマリーで作られたローズマリー冠ですが、ギリシャ時代には、このローズマリー冠も普及していました。

ただし、ローズマリーの場合は、"記憶力の増進"という実利的な目的があったようです。

記憶力増進のためのリース(花飾り・冠)

ギリシア時代、学生たちは試験勉強や試験中のローズマリーのリースを頭に付けていたそうです。

記憶力のハーブという伝説は、すでに紀元前のギリシア時代には存在していました。

たんなる迷信か、それとも実感できるレベルだったのか不明です。

ローズマリーリースに記憶力増進の効果があるか？

現在、ローズマリーリースが、一般に普及していない現状を見ると、少なくとも目に見える効果はなかったのではないかと思います。

たとえば、大学入学試験会場にローズマリーリースを頭に配置した受験生がいれば、見物ですが、残念ながら見たことがありません。

• (2018-06-22)