原料と成分
全成分
水、グリセリン、メドウフォーム油、BG、オリーブ油、ダマスクバラ花油、低分子ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、コメヌカスフィンゴ糖脂質、トレハロース、アロエベラエキス-1、トコフェロール、カルボマー、PEG-60水添ヒマシ油、水添レシチン、リゾレシチン、水酸化Na、メチルパラベン、フェノキシエタノールダマスクローズ(ブルガリアンローズ)オイル
『ローズ・エッセンス ブルガリアンローズジェル』に使用されるローズオイルは、もちろんブルガリア産。ブルガリアで最も歴史と信用があるブルガリア国立バラ研究所のオイルをはじめ、現地の信用ある蒸留所さんから仕入れたオイルが使用されます。
ジェル基材
天然ヤシ由来グリセリンにメドウフォーム油とオリーブ油を混合。メドウフォームは北米に生息するフクロウ目リムナンテス科の二年草。メドウフォームの種子から採取されるオイルはやや黄色の透明な液体で、その主成分はエイコセン酸。比較的分子が大きく感触はしっとりとなめらかでサラサラ感があります。
同時に皮膚上に薄い保護膜(皮膜)を生成することで乾燥から皮膚を守り保湿効果が高まります。精油のキャリアオイルとして人気があります。
写真:メドウフォーム(メドウフォームは北米に生息する野草的な植物。春先に牧場を白い花で埋め尽くすことでMeadow Foam(牧場の泡)と呼ばれます。メドウフォーム・オイルはこのメドウフォームの種子から採取されるオイルです) ※INCI:Limnanthes Alba (Meadowfoam) Seed Oil。
保湿成分
ヒアルロン酸、低分子ヒアルロン酸、トレハロース、コメヌカスフィンゴ糖脂質、アロエベラエキスなど。コメヌカは米の胚芽より抽出される植物セラミドの一種。細胞再生機能があるアロエベラ、ヒアルロン酸は動物由来(ニワトリ)を避けました。
ヒアルロン酸とは
ヒアルロン酸とはヒトのカラダに含まれる生体物質です。ヒトだけでなく脊椎動物の結合組織中にはよく見られます。非常に保湿力が高いため健康食品・化粧品の原料としてポピュラーです。
しかし、分子量が大きいため皮膚に塗っても吸収されないことが化粧品業界の悩みでした。
低分子ヒアルロン酸とは、そのヒアルロン酸の分子量を小さくした成分です。お肌への効率的な吸収・浸透が力を発揮します。
トレハロースとは
トレハロース(Trehalose)とは、自然界に存在する糖質です。きのこ類、パン酵母、海草類など自然界に広く存在し虫歯になりにくい糖です。糖は多くの生物にとってエネルギー源となりますが、トレハロースは、甘さ砂糖の半分以下で、エネルギー源としては優位性はありません。
しかし、他の糖類では見られない多様で優れた機能をもっており、食品・化粧品に利用されます。糖としてよりも、乾燥から細胞を守る物質として注目が高い成分です。
たとえば、干しシイタケにはトレハロースが多く含まれています。水で戻すと形を取り戻すチカラはトレハロースのお陰と言われています。
また、トレハロースは、食品の寿命をのばし、生体細胞の復元力や保湿力、乾燥や老化に対する抵抗力になることが期待されてる糖質です。トレハロースを配合することで、お肌の保湿力が増します。