22 クリームのタイプ
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ハンドクリームの基剤には大きくわけて2つのタイプがあります・・
二大タイプ
・乳化タイプ(白いクリーム状基剤)のハンドクリーム
・ワセリンをベースとしたハンドクリーム
乳化タイプは通常、水とオイルを混ぜ合わせて作られます。乳化とは水と油のように本来、混ざり合わないものに乳化剤を添加して撹伴(かくはん)し、油成分を微粒子化し液体に均一に拡散させたものです。お酢と油から作るマヨネーズは乳化製品の代表例です。
乳化タイプのメリット
乳化タイプのメリットはそれはもうテクスチャの良さです。オイルに水分が加わることでベタつきやすいオイルが比較的簡単に肌の上で伸び、またお肌に浸透しやすいため、なじみやすいというメリットがあります。
乳化タイプのデメリット
水に弱いこと。ハンドクリームは水仕事の多い手にオイルの被膜を作りお肌を守るミッションがあります。
しかし、乳化タイプのハンドクリームはもともとがオイルと水で作られているため、流れる水とともに手から流れ落ちる傾向があります。乳化タイプクリームが水になじみやすく溶けやすいという性格によります。
水仕事にはワセリンタイプがオススメ
一方、皮膚関連トラブルで世界中でもっとも多用されるワセリンは"伸び" や "なじみ感" が劣る一方、皮膚を強くガードします。水仕事が多い手にはワセリンタイプがオススメです。
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