( 香水工場の )
香る生活
挽きたてのコーヒーの香り
焙煎されたコーヒー豆の香りは人を幸せにします。自分でコーヒーを挽いてみました(2017/02/02)
(うまそうに見えますが・・・)
コーヒーは好きな方が多く、熱いファンの方々には、今日のブログは「今さら、何を?」レベルですが、私を含めコーヒーは飲むけどあまり知らない方が想定読者です。
1990年代、世界で一番うまいコーヒーを飲んでいたのは日本人でないかと思います。統計的な話ではなく個人的な印象です。というのは、仕事や旅行で海外に行くと、だいたいおいしいコーヒーには出会いませんから。
お店やホテルの選び方に問題もあると思いますが、海外でコーヒーを飲むと「味は日本の喫茶店が一番だなー」とよく感じてきました。日本の場合、喫茶店マスター達のコーヒーへのこだわりは相当強いですから。
挽き立てのコーヒーの香りは人を幸せにする香りですよね。私はお店で豆を挽いてもらい粉になったコーヒーを毎回600グラム買っています。
コーヒー容器に移すと密封度が弱く、毎日開け閉めするため風味はすぐに落ちます。
挽き立てのコーヒーの香りは生豆からは感じられません。生豆は無臭で、豆を割ると、むしろ青臭い香りがします(ハワイのコナ・コーヒー農園で試した記憶では)。
コーヒーの香ばしい香りはコーヒー豆がロースト(焙煎)されることで生まれるようです。
この香りを最大限に引き出すにはローストの方法が重要らしいですが、個人で焙煎するには、設備もノウハウも必要ですし、手間暇もかかりますので、考えたことはありません。
が、自分で豆を挽くことならやっている人も多いし、豆を挽くためのミルも安価なものから高額なものまで、いろいろ販売されています。昨年、ついに自分で試しました。
最初、手動ミルを購入。手でハンドルをグルグル回すタイプ。朝、忙しい人にはおすすめできません。豆の砕け方が大きく荒く、香りも今ひとつです。
肉体的には疲れるし、豆も粉も飛び散る、いいことありませんでした。高価な手動ミルならまた違った体験になったかもしれませんが、もういいかな。
次に安価な電動ミルを購入しました。挽き立ては、やはりうまい!と思いました。
でも、電動ミルはけっこう音がるさいんですね。大きなミルなら音も静かで粒のサイズ・粒度(メッシュ)も調整できるのでしょう。
しかし、小型のモノは砕き方も荒いものが多いかと思います。ミルの掃除も必要で・・・まあー、私のコーヒー愛もここまででした。
コーヒー豆を買うときにお店で挽いてもらう以前からのスタイルにすぐに戻りました。
このミル体験で、挽かれずに残ったロースト豆が棚の中に半年。上の写真は、棚に残っていた豆です。
いつまでも残しておく訳にはいかないし、久しぶりに挽いてみるかと思い出して取り出したところ。
ミルに入れで粉々に粉砕!するとミルのフタを開けた瞬間、すばらしい香りが立っているはずです。が、期待して鼻を近づけると・・・するはずのあの香ばし香りではない!
それどころか「あれ?変なニオイが」。土のような、金属のような・・・
お湯を注いで、その黒い液体を口に含むと、コーヒーの香ばしい香りはまったくせず、すっぱいような、赤サビみたいな味・・・ローストとした豆には賞味期限があることをはじめて知りました。
そして、長期間放置されるとどんな味に変化するか、自分の舌と鼻で体験することになりました。
まあ、いちおう飲み込んでみました。苦くはないですが、おいしくもなかったです。
ローストされたコーヒー豆には賞味期限がある・・・生豆は一年でも二年でも保管されていると聞きますので、ロースト豆も無意識にそのつもりでしたが、けっこう劇的な酸化が起こること知りました。
ロースト豆の賞味期限を検索すると「3日」「1週間」という人もいれば「1ヶ月」「数ヶ月なら普通に飲める」という人もいるようで、はっきりしませんでした。
こういうものは人の意見より自分で確かめるのが一番です。機会があったらテストしたいと思います。
お店でコーヒー豆をよく買いますが、何気なく見ていたショーケース内のロースト豆、実は短期間で売り切って補充しなければいけない代物ということを知りました。
むかーしの喫茶店などでは、ガラス天板のテーブルの中にローストされたコーヒー豆を装飾として入れてあるお店もありました。
が、あの豆は、食品としては機能しない状態だったのかとも感じました。
(2017-02-06)
(うまそうに見えますが・・・)
コーヒーの今さらな話
コーヒーは好きな方が多く、熱いファンの方々には、今日のブログは「今さら、何を?」レベルですが、私を含めコーヒーは飲むけどあまり知らない方が想定読者です。
1990年代、世界で一番うまいコーヒーを飲んでいたのは日本人でないかと思います。統計的な話ではなく個人的な印象です。というのは、仕事や旅行で海外に行くと、だいたいおいしいコーヒーには出会いませんから。
お店やホテルの選び方に問題もあると思いますが、海外でコーヒーを飲むと「味は日本の喫茶店が一番だなー」とよく感じてきました。日本の場合、喫茶店マスター達のコーヒーへのこだわりは相当強いですから。
人を幸せにするコーヒーの香り
挽き立てのコーヒーの香りは人を幸せにする香りですよね。私はお店で豆を挽いてもらい粉になったコーヒーを毎回600グラム買っています。
コーヒー容器に移すと密封度が弱く、毎日開け閉めするため風味はすぐに落ちます。
挽き立てのコーヒーの香りは生豆からは感じられません。生豆は無臭で、豆を割ると、むしろ青臭い香りがします(ハワイのコナ・コーヒー農園で試した記憶では)。
コーヒーの香ばしい香りはコーヒー豆がロースト(焙煎)されることで生まれるようです。
挽き立てのコーヒー
この香りを最大限に引き出すにはローストの方法が重要らしいですが、個人で焙煎するには、設備もノウハウも必要ですし、手間暇もかかりますので、考えたことはありません。
が、自分で豆を挽くことならやっている人も多いし、豆を挽くためのミルも安価なものから高額なものまで、いろいろ販売されています。昨年、ついに自分で試しました。
コーヒーミル体験
最初、手動ミルを購入。手でハンドルをグルグル回すタイプ。朝、忙しい人にはおすすめできません。豆の砕け方が大きく荒く、香りも今ひとつです。
肉体的には疲れるし、豆も粉も飛び散る、いいことありませんでした。高価な手動ミルならまた違った体験になったかもしれませんが、もういいかな。
次に安価な電動ミルを購入しました。挽き立ては、やはりうまい!と思いました。
でも、電動ミルはけっこう音がるさいんですね。大きなミルなら音も静かで粒のサイズ・粒度(メッシュ)も調整できるのでしょう。
しかし、小型のモノは砕き方も荒いものが多いかと思います。ミルの掃除も必要で・・・まあー、私のコーヒー愛もここまででした。
コーヒー豆を買うときにお店で挽いてもらう以前からのスタイルにすぐに戻りました。
半年以上放置されると・・・
このミル体験で、挽かれずに残ったロースト豆が棚の中に半年。上の写真は、棚に残っていた豆です。
いつまでも残しておく訳にはいかないし、久しぶりに挽いてみるかと思い出して取り出したところ。
ミルに入れで粉々に粉砕!するとミルのフタを開けた瞬間、すばらしい香りが立っているはずです。が、期待して鼻を近づけると・・・するはずのあの香ばし香りではない!
ロースト豆は劣化する
それどころか「あれ?変なニオイが」。土のような、金属のような・・・
お湯を注いで、その黒い液体を口に含むと、コーヒーの香ばしい香りはまったくせず、すっぱいような、赤サビみたいな味・・・ローストとした豆には賞味期限があることをはじめて知りました。
そして、長期間放置されるとどんな味に変化するか、自分の舌と鼻で体験することになりました。
まあ、いちおう飲み込んでみました。苦くはないですが、おいしくもなかったです。
ローストされたコーヒー豆には賞味期限がある・・・生豆は一年でも二年でも保管されていると聞きますので、ロースト豆も無意識にそのつもりでしたが、けっこう劇的な酸化が起こること知りました。
ロースト豆の賞味期限を検索すると「3日」「1週間」という人もいれば「1ヶ月」「数ヶ月なら普通に飲める」という人もいるようで、はっきりしませんでした。
こういうものは人の意見より自分で確かめるのが一番です。機会があったらテストしたいと思います。
コーヒーショップの苦労を知る
お店でコーヒー豆をよく買いますが、何気なく見ていたショーケース内のロースト豆、実は短期間で売り切って補充しなければいけない代物ということを知りました。
むかーしの喫茶店などでは、ガラス天板のテーブルの中にローストされたコーヒー豆を装飾として入れてあるお店もありました。
が、あの豆は、食品としては機能しない状態だったのかとも感じました。
(2017-02-06)
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