( 香水工場の )
香る生活
ローズマリーがお好きな人におすすめ、香水『ローズマリー』
ローズマリーそのままの香りの香水 (2023/05/30)
( 実は2017年にリリースした香りの限定復刻版、現在製造中・・ )
3月に復刻香水を作るとしたらどれがいいですか?という3種類の香水でアンケートを募集して選ばれた製品。
いよいよ6月15日のリリース日が迫ってきた。
現在工場にて鋭意生産中である。
一部製品が当社に入庫し香りをスメリングしたのでブログにアップしたい。
一言で言えば、ローズマリーの匂いの香水。
それならローズマリー精油をエタノールで薄めてそのまま香水にしたら?と言われそうだ。
真のローズマリーファンならその方がよいだろう。
しかし、平均的な我々だと、たぶんワイルドすぎるニオイ。
香水らしく少しオシャレにアレンジしている。
アレンジに使った香りはジンジャー(ショウガ)とローズ、ラベンダー、グレープフルーツなど。
ローズマリーがパワフルすぎてジンジャーとローズはトップノートでは吹き飛んでいるが、ミドル・ラストへと人をふしぎな世界に誘導してくれる。
・・とはいえ基本ローズマリーの香りである。
この香水をおすすめしたいお客様は、なんといってもローズマリーの香りが好きな方、それが第一条件かな。
当社のハンドクリーム・ベタガードがローズマリーの香りなのでベタガードの香りが好きな方にもオススメ。
好きでない方、とくに思い入れがない方は、忘れてもらった方がよかろう。
その他、私が感じたことは販売ページ「香水アドバイザーのささやき(ローズマリー香水)」に入れておいたので、気になる方は参考にしてほしい。
毎回個数制限をして申し訳なく感じております。またいつものように転売目的での購入はおやめください(買っていただけることはありがたいのですが)
ここからは香水「ローズマリー」の話ではなく、ハーブとしてのローズマリーを少し語らせてほしい。
私はローズマリーファンなので語りたいのだ。
可能なら畑を借りてローズマリーを栽培したいが、あまりの旺盛な繁殖力ゆえ都内のある貸し野菜畑では栽培禁止植物と断られた。
東京近郊だと八ヶ岳の丘陵地帯にローズマリー畑が多く点在しており、将来はこのへんで畑を持てないかと数年前検討したが、まだ実現していない。
ローズマリーは「記憶力のハーブ」としてギリシア時代から有名である。
当時の学生(当時も「学生」と呼んでいたか知らないが、法律家や役人になるための試験があった)は、試験の前や試験当日に頭の周りにバンダナのようにローズマリーの枝葉を巻いていたという話が残っている。
現在の日本では認知症予防ハーブとして有名で、ペンダントにローズマリー精油を入れてぶら下げている高齢者もいる。
ペンダントから立ち上る香りが認知症に効くのだとか。
ローズマリーには育毛効果や花粉症の症状緩和にも役立つ。
リュウマチにも効果があるとされる。
記憶力、認知症、脱毛、リュウマチ・・これらはすべて老化と関係があり、ローズマリーはこれ天然のアンチエイジング作用を有する。
ローズマリーに含まれるこれらアンチエイジング効果は、主にロスマリン酸とカルノシン酸に起因するとされているが、この他にも未知のアンチエイジング成分が含まれているのでは?と現在でも研究が続けられている。
ローズマリーのアンチエイジング効果についてはWikipedia にほどよい解説があるので気になる方はぜひ。
世界初の香水と呼ばれる1600年代の「ハンガリー水」はローズマリー水(ローズマリーを蒸留したもの)+エタノールが主原料だった。
香水というより実は薬用酒。健康と美容のためのドリンクがいつしか香水へと昇華していったのだろう。
(そして、これを飲んだ当時70代のハンガリー王妃エリザベートはみるみる若返り、20代のポーランド王子にプロポーズされたという証拠不十分な都市伝説まで残されている)
学術的には、ローズマリーは抗酸化作用が抜群のアンチエイジングハーブで、記憶力向上に役立ち、認知症に効果ありというエビデンスもある。
が、正直、そんな奇跡は一般の我らには起きないものである。
私は上記のローズマリーペンダントに関して自分自身で一週間ほどテストしたが、効果のほどは実感できなかった。
(これが現実ですよね~)
それでもローズマリーには "いつの日か奇跡を起こしてくれそう" という期待を寄せ続けている。
今回偶然、ローズマリー香水をリリースできることは皆様のおかげ、ありがたいチャンスととらえている。
商品の中から2本自分用としていただき、私もしばらくこの香水を愛用したい。
そして上記の「アンチエイジング」「記憶力向上」「認知症予防」のテストに利用したい。
【関連記事】
・(本記事)ローズマリーがお好きな人におすすめ、香水『ローズマリー』(2023/05/30)
・復刻香水『ローズマリー』 (2023/03/29)
・復刻香水のアンケート結果 (2023/03/15)
・廃盤香水の復刻? (2023/02/25)
(2023-05-30)
( 実は2017年にリリースした香りの限定復刻版、現在製造中・・ )
復刻『ローズマリー』が帰ってくる
3月に復刻香水を作るとしたらどれがいいですか?という3種類の香水でアンケートを募集して選ばれた製品。
いよいよ6月15日のリリース日が迫ってきた。
現在工場にて鋭意生産中である。
一部製品が当社に入庫し香りをスメリングしたのでブログにアップしたい。
どんな香り?
一言で言えば、ローズマリーの匂いの香水。
それならローズマリー精油をエタノールで薄めてそのまま香水にしたら?と言われそうだ。
真のローズマリーファンならその方がよいだろう。
しかし、平均的な我々だと、たぶんワイルドすぎるニオイ。
香水らしく少しオシャレにアレンジしている。
アレンジに使った香りはジンジャー(ショウガ)とローズ、ラベンダー、グレープフルーツなど。
ローズマリーがパワフルすぎてジンジャーとローズはトップノートでは吹き飛んでいるが、ミドル・ラストへと人をふしぎな世界に誘導してくれる。
・・とはいえ基本ローズマリーの香りである。
どんな人にオススメ?
この香水をおすすめしたいお客様は、なんといってもローズマリーの香りが好きな方、それが第一条件かな。
当社のハンドクリーム・ベタガードがローズマリーの香りなのでベタガードの香りが好きな方にもオススメ。
好きでない方、とくに思い入れがない方は、忘れてもらった方がよかろう。
その他、私が感じたことは販売ページ「香水アドバイザーのささやき(ローズマリー香水)」に入れておいたので、気になる方は参考にしてほしい。
販売ページ
毎回個数制限をして申し訳なく感じております。またいつものように転売目的での購入はおやめください(買っていただけることはありがたいのですが)
生命力旺盛なローズマリー
ここからは香水「ローズマリー」の話ではなく、ハーブとしてのローズマリーを少し語らせてほしい。
私はローズマリーファンなので語りたいのだ。
可能なら畑を借りてローズマリーを栽培したいが、あまりの旺盛な繁殖力ゆえ都内のある貸し野菜畑では栽培禁止植物と断られた。
東京近郊だと八ヶ岳の丘陵地帯にローズマリー畑が多く点在しており、将来はこのへんで畑を持てないかと数年前検討したが、まだ実現していない。
奇跡のハーブ、ローズマリー
ローズマリーは「記憶力のハーブ」としてギリシア時代から有名である。
当時の学生(当時も「学生」と呼んでいたか知らないが、法律家や役人になるための試験があった)は、試験の前や試験当日に頭の周りにバンダナのようにローズマリーの枝葉を巻いていたという話が残っている。
現在の日本では認知症予防ハーブとして有名で、ペンダントにローズマリー精油を入れてぶら下げている高齢者もいる。
ペンダントから立ち上る香りが認知症に効くのだとか。
ローズマリーには育毛効果や花粉症の症状緩和にも役立つ。
リュウマチにも効果があるとされる。
記憶力、認知症、脱毛、リュウマチ・・これらはすべて老化と関係があり、ローズマリーはこれ天然のアンチエイジング作用を有する。
ローズマリーに含まれるこれらアンチエイジング効果は、主にロスマリン酸とカルノシン酸に起因するとされているが、この他にも未知のアンチエイジング成分が含まれているのでは?と現在でも研究が続けられている。
ローズマリーのアンチエイジング効果についてはWikipedia にほどよい解説があるので気になる方はぜひ。
世界初の香水「ハンガリー水 = 若返りの水」
世界初の香水と呼ばれる1600年代の「ハンガリー水」はローズマリー水(ローズマリーを蒸留したもの)+エタノールが主原料だった。
香水というより実は薬用酒。健康と美容のためのドリンクがいつしか香水へと昇華していったのだろう。
(そして、これを飲んだ当時70代のハンガリー王妃エリザベートはみるみる若返り、20代のポーランド王子にプロポーズされたという証拠不十分な都市伝説まで残されている)
とはいえい奇跡はそう簡単には起きないのだ
学術的には、ローズマリーは抗酸化作用が抜群のアンチエイジングハーブで、記憶力向上に役立ち、認知症に効果ありというエビデンスもある。
が、正直、そんな奇跡は一般の我らには起きないものである。
私は上記のローズマリーペンダントに関して自分自身で一週間ほどテストしたが、効果のほどは実感できなかった。
(これが現実ですよね~)
それでもローズマリーには "いつの日か奇跡を起こしてくれそう" という期待を寄せ続けている。
今回偶然、ローズマリー香水をリリースできることは皆様のおかげ、ありがたいチャンスととらえている。
商品の中から2本自分用としていただき、私もしばらくこの香水を愛用したい。
そして上記の「アンチエイジング」「記憶力向上」「認知症予防」のテストに利用したい。
【関連記事】
・(本記事)ローズマリーがお好きな人におすすめ、香水『ローズマリー』(2023/05/30)
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