( 香水工場の )
香る生活
ボンセントオイル、軸なので心配ですか?
ボトルに戻されて細菌は発生しないの?(2023/08/31)
( 心配不要の理由を解説します )
昨日のブログ「ボンセントオイルの話」の追加記事です。
ボンセントオイルの今回の容器は軸ボトル。
キャップの裏側にスティック状の棒(見た目、お線香花火のような棒)がついていて、これでオイルを絡め取ってお肌にオイルを乗せるタイプです。
当社香水は現在スプレータイプですが、昨年は一部、軸タイプも採用していました。
(スプレー応援派と軸応援派で、お客様の好みは真っ二つでしたね~)
主に使い勝手で両派閥に分かれたのですが、一部にはスプレー派の心配として軸はボトルに戻すので、お肌にある常在菌までボトルに入り汚染されるのではないか?というものがありました。
「ロールオン」という香水容器があり、お肌の上でゴロゴロとボールを回して香水を付ける方式なんですが、ボールが香水内とお肌を行ったり来たり・・
なので香水が汚染したり腐敗したりという事例はないことはない。
香水の主成分は殺菌効果があるアルコールなので、本来細菌などは繁殖できないとされているが、アルコール濃度が低かったり、水が加えられているとこういうトラブルがないとも限らない。
しかし、当社香水に関してはこのトラブルは起きていない、なぜなら当社香水には水分が配合されていないため。
細菌などの微生物の繁殖には必ず水の存在が必要、逆に水がなければ生存できない。
現在発見されている細菌類で水なしに繁殖可能なものは存在しない。
(ただし、宇宙や深海やロシアの永久凍土などに存在する未発見の微生物は不明)
日常生活では細菌類の繁殖に水の存在は絶対的な条件なので、逆に「乾燥」は食品の効果的な保存方法となる。
ビスケットとか細菌発生しない感じですよね。
塩漬けも効果的な保存法ですね。
塩蔵(えんぞう)と呼ばれるんですが、これは水分はありますが、水分活性といって細菌が利用できる水分を塩分でなくしてしまう方法なんです。砂糖漬けも同じ。
当社製品の「ベタガード」「ベタリップ」も水分ゼロなんです。
水分がないので微生物は生存不可能。だから防腐剤なしで製造しています。
そして、今回のボンセントオイル、これも水分ゼロ。
同じく防腐剤なしでも腐敗など起きませんし、お肌の上の見えない常在菌が軸によってボトルに入ったとしても死滅する運命なんです。
食品や化粧品は細菌の発生リスクを検査するため「微生物検査」(チャレンジテスト)といって強制的に細菌や菌類を入れて繁殖を試みるテストを行うことがあります。
ベタガードもボンセントオイルも合格しています・・
(というか水分ゼロ製品はチャレンジテストを実施しないことが業界の常識)
このように軸でも細菌発生リスクはありませんが、お肌に異物があるとボトル内に異物が入り込むリスクがあります。
よってボンセントオイルはきれいなお肌に使用してほしい。
もし心配があるならボトルに軸を戻す前に簡単にティッシュなどで拭いてもらえれば、なおよし、ですね。
・キューブボトルの軸は、ネイルケアでオイルを爪の生え際に付けるときにポンポンと適量が付けられるので便利です。
・爪の生え際にオイルを付ける→爪の周りにクルクルと円を描きながら優しくオイルをのばす(Uの字に)→爪の根元から指の付け根に向かってもクルクル
(2023-08-31)
( 心配不要の理由を解説します )
軸とは?
昨日のブログ「ボンセントオイルの話」の追加記事です。
ボンセントオイルの今回の容器は軸ボトル。
キャップの裏側にスティック状の棒(見た目、お線香花火のような棒)がついていて、これでオイルを絡め取ってお肌にオイルを乗せるタイプです。
問題はボトルに戻す点?
当社香水は現在スプレータイプですが、昨年は一部、軸タイプも採用していました。
(スプレー応援派と軸応援派で、お客様の好みは真っ二つでしたね~)
主に使い勝手で両派閥に分かれたのですが、一部にはスプレー派の心配として軸はボトルに戻すので、お肌にある常在菌までボトルに入り汚染されるのではないか?というものがありました。
ロールオン香水のトラブル事例
「ロールオン」という香水容器があり、お肌の上でゴロゴロとボールを回して香水を付ける方式なんですが、ボールが香水内とお肌を行ったり来たり・・
なので香水が汚染したり腐敗したりという事例はないことはない。
香水の主成分は殺菌効果があるアルコールなので、本来細菌などは繁殖できないとされているが、アルコール濃度が低かったり、水が加えられているとこういうトラブルがないとも限らない。
しかし、当社香水に関してはこのトラブルは起きていない、なぜなら当社香水には水分が配合されていないため。
細菌などの微生物の繁殖には必ず水の存在が必要、逆に水がなければ生存できない。
水と細菌の関係
現在発見されている細菌類で水なしに繁殖可能なものは存在しない。
(ただし、宇宙や深海やロシアの永久凍土などに存在する未発見の微生物は不明)
日常生活では細菌類の繁殖に水の存在は絶対的な条件なので、逆に「乾燥」は食品の効果的な保存方法となる。
ビスケットとか細菌発生しない感じですよね。
塩漬けも効果的な保存法ですね。
塩蔵(えんぞう)と呼ばれるんですが、これは水分はありますが、水分活性といって細菌が利用できる水分を塩分でなくしてしまう方法なんです。砂糖漬けも同じ。
ベタガードはなぜ防腐剤不要か?
当社製品の「ベタガード」「ベタリップ」も水分ゼロなんです。
水分がないので微生物は生存不可能。だから防腐剤なしで製造しています。
そして、今回のボンセントオイル、これも水分ゼロ。
同じく防腐剤なしでも腐敗など起きませんし、お肌の上の見えない常在菌が軸によってボトルに入ったとしても死滅する運命なんです。
微生物検査
食品や化粧品は細菌の発生リスクを検査するため「微生物検査」(チャレンジテスト)といって強制的に細菌や菌類を入れて繁殖を試みるテストを行うことがあります。
ベタガードもボンセントオイルも合格しています・・
(というか水分ゼロ製品はチャレンジテストを実施しないことが業界の常識)
ただし少しの問題も
このように軸でも細菌発生リスクはありませんが、お肌に異物があるとボトル内に異物が入り込むリスクがあります。
よってボンセントオイルはきれいなお肌に使用してほしい。
もし心配があるならボトルに軸を戻す前に簡単にティッシュなどで拭いてもらえれば、なおよし、ですね。
軸のメリット
・キューブボトルの軸は、ネイルケアでオイルを爪の生え際に付けるときにポンポンと適量が付けられるので便利です。
・爪の生え際にオイルを付ける→爪の周りにクルクルと円を描きながら優しくオイルをのばす(Uの字に)→爪の根元から指の付け根に向かってもクルクル
(2023-08-31)
< 「機能性フレグランス」の未来はバラ色? || ボンセントオイルの話 >
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