( 香水工場の )
香る生活
北海道・知床に行ってきた話
香水とは無関係ですが、書きたかった・・(2024/05/29)
( 5月中旬でも雪が残る知床連山 )
先日2泊3日で北海道に行ってきました。お休みを取れなかった5月大型連休の代わりの旅行。知床半島へ野生動物を見に行くこととハマナスを見に行くことが目的。
親戚に野生動物を撮っているプロのカメラマンがいて今回同行させてもらい知床国立公園へ。そのうち半日はガイド付きツアーに参加し森の中を歩き回った。
我々を案内したガイドさんは若い女性で動植物を愛する情熱みたいなものが印象的でした。仙台出身とのこと。仙台の方がなぜ知床に?という事情は聞きませんでした。
余談ですが泊まったホテルでも若い人々が多く働いて他の地域とは雰囲気が違っていた。食事の際、料理を取り分けてくれた若い男性はサウナに惹かれて知床で働いているとのこと。
移住なのか滞在なのか不明ですが、彼も他の地域からの人。知床には若い世代のコミュニティがあるのかな?・・と空想させるものがある。
トレッキングしている外国人も多かったですね。おそらくシンガポールや台湾あたりの人々? そして日本人も外国人も国立公園内でのマナーのよさは驚きでした。
一部の心ない観光客の振る舞いに頭を悩ませる国立公園は多い・・ゴミを捨てる、大騒ぎする、野生動物を驚かせる、植物を取る・折るなど。
野生動物の前では音を立てない、驚かせない、エサをあげないは必須ですが、知床国立公園では良く守られていて成熟した国立公園の印象を抱きました。
世界中の国立公園でよく言われる有名な標語みたいなヤツがありますよね、「残してよいのは〇〇だけ・・」とかなんとか・・森を歩きながら思い出そうとして思い出せず、その日ホテルにもどり検索しました。
このポリシーが世界中に浸透するといいですね。
ガイドさんによるとたいていの野生動物は人間に関心がないそうです。
人間がエサをあげたり脅したりすると、不自然に近寄ったり姿を見せなくなるとのこと。
それらをしなければ案外かなり近くで観察できる動物がたくさんいることに驚きました。
私たちが今回出会った野生動物はシカ、リス、キツネ、クマと多数の野鳥。カメラマンといっしょなのでこんなに見ることができましたが、単独でもシカなどには出会えたと思われます。
テレビやネットでは人間を襲うクマのニュースが近年よく流れますが、私たちが出会ったクマは10メートルの近距離でもまったく人間に関心がない風情でした。今回クマに3回出会いました。
森の中や草が生い茂る草原を歩く際は、ダニ・虫対策として長ズボン・長袖は必須で、ぬかるみもあるので長靴という姿で、観光地では短パン・Tシャツが定番の私にはやや重装備。
同行のカメラマンは超望遠レンズ2本を両肩に担いでいました。カメラ機材で6~7キロありそう。
・・なるべく息を殺し自分たちの存在感を消し、耳・目・鼻の五感をフル動員して動物の気配を感じながら歩く・・雑念が消え、心が研ぎ澄まされるような・・座禅のようでした。
さて次の記事は日本のバラ・ハマナスの話です。
(2024-05-29)
( 5月中旬でも雪が残る知床連山 )
オホーツク海と知床半島
先日2泊3日で北海道に行ってきました。お休みを取れなかった5月大型連休の代わりの旅行。知床半島へ野生動物を見に行くこととハマナスを見に行くことが目的。
親戚に野生動物を撮っているプロのカメラマンがいて今回同行させてもらい知床国立公園へ。そのうち半日はガイド付きツアーに参加し森の中を歩き回った。
我々を案内したガイドさんは若い女性で動植物を愛する情熱みたいなものが印象的でした。仙台出身とのこと。仙台の方がなぜ知床に?という事情は聞きませんでした。
若い世代が多い?
余談ですが泊まったホテルでも若い人々が多く働いて他の地域とは雰囲気が違っていた。食事の際、料理を取り分けてくれた若い男性はサウナに惹かれて知床で働いているとのこと。
移住なのか滞在なのか不明ですが、彼も他の地域からの人。知床には若い世代のコミュニティがあるのかな?・・と空想させるものがある。
トレッキングしている外国人も多かったですね。おそらくシンガポールや台湾あたりの人々? そして日本人も外国人も国立公園内でのマナーのよさは驚きでした。
「残していいのは足跡だけ」
一部の心ない観光客の振る舞いに頭を悩ませる国立公園は多い・・ゴミを捨てる、大騒ぎする、野生動物を驚かせる、植物を取る・折るなど。
野生動物の前では音を立てない、驚かせない、エサをあげないは必須ですが、知床国立公園では良く守られていて成熟した国立公園の印象を抱きました。
世界中の国立公園でよく言われる有名な標語みたいなヤツがありますよね、「残してよいのは〇〇だけ・・」とかなんとか・・森を歩きながら思い出そうとして思い出せず、その日ホテルにもどり検索しました。
「取っていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ」
このポリシーが世界中に浸透するといいですね。
人間に無関心な野生動物
ガイドさんによるとたいていの野生動物は人間に関心がないそうです。
人間がエサをあげたり脅したりすると、不自然に近寄ったり姿を見せなくなるとのこと。
それらをしなければ案外かなり近くで観察できる動物がたくさんいることに驚きました。
私たちが今回出会った野生動物はシカ、リス、キツネ、クマと多数の野鳥。カメラマンといっしょなのでこんなに見ることができましたが、単独でもシカなどには出会えたと思われます。
テレビやネットでは人間を襲うクマのニュースが近年よく流れますが、私たちが出会ったクマは10メートルの近距離でもまったく人間に関心がない風情でした。今回クマに3回出会いました。
( プロの写真・・ちょっと違う )
森の中を歩く
森の中や草が生い茂る草原を歩く際は、ダニ・虫対策として長ズボン・長袖は必須で、ぬかるみもあるので長靴という姿で、観光地では短パン・Tシャツが定番の私にはやや重装備。
同行のカメラマンは超望遠レンズ2本を両肩に担いでいました。カメラ機材で6~7キロありそう。
・・なるべく息を殺し自分たちの存在感を消し、耳・目・鼻の五感をフル動員して動物の気配を感じながら歩く・・雑念が消え、心が研ぎ澄まされるような・・座禅のようでした。
さて次の記事は日本のバラ・ハマナスの話です。
(2024-05-29)
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