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( 香水工場の )

香る生活


調香師という便利なコトバ

パフューマーとフレーバリスト


調香師には、パフューマー(英語の perfumer、フランス語の parfumeur )とフレーバリストがあります。

香水など芳香関連の調香を行う人をパフューマー、食品香料のそれがフレーバリストです。

欧米では明確に分かれていますが、日本ではまとめて「調香師」です。

たいへん便利です。


まとめて「調香師」


パフューマーとフレーバリスト、だいたい求められる技量は似ていますので、分けない方が合理的にも感じます。

日本フレーバーフレグランス学院さんは、パフューマーもフレーバリストもまとめて養成というウリを全面に出されています。

しかし、技量は似ていても、食品とフレグランスでは求められる香り方にかなりの差がある。

そのため、職業としては明確に分かれており、パフューマーがフレイバーを創ることはほぼありません。逆もしかりです。


欧米にはない「調香師」相当の言葉


とくに、フランスや欧米では、はっきり違う職業として認識されていますし、「調香師」のようにパフューマーとフレーバリストをまとめて表現するワードはないようです。


「調香師」の由来


「調香師」という言葉は、NHKが番組制作の際、パフューマーに適当な言葉を当てたのが始まりらしいという説をどかこで読みましたが、なかなかよい妥当なコトバではないでしょうか。


「パフューマー」の表記揺れ


「パフューマー」を外来語としてそのまま表記する人も少なくありません。しかし、様々な表記があって乱れ気味です。

●パフューマー、パヒューマー、パーフューマー、パーヒューマー、パフューマ...

フレーバー(味)も混乱しています。

●フレーバー、フレバー、フレイバー...

個人的には「パフューマー」と「フレイバー」が英語に一番近い発音と思うのですが、自信はありません。

これだけいろいろ表記があると、ネット検索には不便ですよね。

(Googleは賢いので、全部同じ意味としてまとめて検索してくれるかも)

(2006-09-19)
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