25mL
4mL
さくら[ Sakura / Cherry Blossom ]
サクラ
桜の花のフローラルな香り
成分
香水 = エタノール、香料
サクラ
桜の花のフローラルな香り
香水 = エタノール、香料
本製品は、サクラの花をテーマにした香水です。
サクラの花は一般に香りが薄くサクラの花の香りのイメージは強くありませんが、花自体に物語性があり、多くの香水ブランドが好んで取り上げるテーマです。
当社の「さくら」は、サクラの花や花びらの香りと同じ成分を配合することでサクラのリアリティ感を持たせ、現代的なサクラへのイメージを表現しました。
明るく元気な印象のサクラに仕上がりました。
満開のサクラのように、ワクワクする春の訪れを祝福してくれる香りです。
※当社が2007年より販売している旧「さくら」は本製品によってリプレイスされました。
春を感じたくて桜の香水を探していたところ、武蔵野ワークスさんを知り、さくらが海外の清々しい少し酸味のある匂いではなさそうだというのをレビューで確認している中で、桜餅の言葉に心惹かれて注文を決意。早速使用したところレビューにあった様に桜餅で調香師の凄さに感動しました。
桜の香りのものは当たり外れ(濃くて気分が悪くなったり、人工的な香りだったり)がありますが、とても気に入りました。 柔らかいフローラルな香りの中に、ほんの少しだけ桜餅風の香りを感じる、桜のイメージが広がる香りです。
失敗しそうなポイントや誤解されがちな注意点を香水アドバイザーが辛口コメント。ご購入時の参考にご利用ください。
和の花の香りをテーマとして取り上げることが多い当社としては、避けて通れない香りが、サクラ。
サクラの花は、個体によっては香る花もあるが、一般に香りが弱く、サクラの花の香りのイメージは薄い。
一方で、日本には香り豊かな桜餅がある。
桜餅は、いくつか流派があるようだが、塩漬けにしたサクラの葉を餅に巻く点は共通している。
これがうまい、そして、味わい深い(みなさんは、サクラの葉も食べる派?)。
生の葉は青臭さが強いが、塩漬けにすると香り高くなる、クマリンという成分がでてくる。
これが桜餅の奥深な匂いの元となる。花にも、やっぱりクマリンは含まれていて、かすかに桜餅に通じる香りを感じる。
日本人は、サクラの香りと言えば、桜餅の香りが、小さい頃からインプットされており、これがサクラのサクラたる原点の香りになるかと思う。
当社の「さくら」は桜餅の匂いが第一印象として上がってくる。
甘く脳みその裏側がキュンとするような懐かしさが、心くすぐる。
この感動は、じいちゃんのずっと前の代(桜餅は江戸中期に生まれた)から食べ継がれてきたからこそ、という部分がある。
だから、外国人だとまた違った印象になるだろう、文化による感じ方の違いが出る香りだと思う。
このようにトップノートで、サクラ・オーラが出現したころ、今度はピンクの色彩感がやってくる。
「ピンクの色彩感」なんて、わかったようなわからない表現で申し訳ない気がする。
だが、香りはなかなかコトバに落とせない、パフューマーはよく色彩で表現するので、私も借用してみたが、簡単にいえば、明るく元気でフルーティな味わいのような香りくらいに理解して欲しい・・
かといって若々しすぎず、大人の女性でも、アップテンポ気味だが、落ち着いた雰囲気になる。
甘みはそれなりにあるので、甘さが苦手な方には向かないだろう。
この香りをオススメしたい方は、まず桜餅が好きな方、そして、明るくやや甘めのフルーティ・フローラルを好まれる方だろうか。
当社のパフューマーは、「白っぽさ」を感じると表現していた。私はこれも明るさと解釈している。
なお、この香りは、当社のパフューマーの作品でなく、海外のパフューマーさんが創作したもので、満開の河津桜がモデルとなっている。
早春の伊豆半島の明るさが出ている気がする。
桜餅のような、雨上がりに桜の葉を踏んだときのような独特の桜の香りが好きなのですが、今まで試した桜の香りは、私には花の香りが強すぎて桜を感じられないことが多かったです。
しかし、こちらの香水はそういう「あ!桜の香りだ!」という香りがしっかりしつつ、優しいフローラル感もあり、桜の香りとしても香水としてもとても素敵な香りだなと思いました。